産業看護師は夜勤もなく、休日もきちんとあるので人気の職種です。そのため、非公開求人募集の形で出ることも多く、自分だけで探すのは困難かもしれません。
効率がよいのは転職エージェントなどに登録することです。求人のことも考えると、複数の転職サイトを利用するとよいでしょう。
産業看護師の職場には、一般企業の他に、医療機器メーカーや治験や製薬メーカー、大手デパートの医務室や、ショッピングモールなど、怪我のリスクが高いレジャー施設などでも医務室が置かれていることがあるので、求人募集の可能性があります。これらの施設の場合は、社員の対応だけではなくお客様の対応をすることもあります。
このように、求人を出す企業としては、社員や従業員が多い企業などが考えられます。なぜなら、労働基準法で1,000人以上の従業員がいる職場には、専属の産業医を置かなければならないからです。そのため、同時に産業看護師の募集もある可能性が高くなります。
また、産業看護師の募集が多くなる時期としては、更新月である4月の求人が多いと考えられます。そのため、4月に向けた就職活動を目安に探すと、求人を見つけやすいでしょう。
人気の職場なので長く務める看護師も多く、転職者が出るタイミングや、結婚・産休・育休といったライフイベントを機に産業看護師が辞めてしまうタイミングなどで求人募集が出やすいです。そのタイミングを見計らって転職活動を行うとよいかもしれません。また、企業などは派遣ではなく正社員になれるところもあるので、一般の社員並の待遇となり、収入面でも福利厚生面でも安心です。