産業看護師として働くなら、デメリットも知っておこう

産業看護師として就職・転職を考える人にとって気になるのは、産業看護師として働く事のデメリットについてだと思います。産業看護師になるとどの様なデメリットが考えられるのでしょうか。

まず産業看護師として働くデメリットは、医療処置を行う機会が少ない事です。予防医療がメインとなる産業看護師は、病院の看護師のように疾患を抱えた患者さんの看護などがないので、医療スキルを高められません。将来、病院勤務を望むなら、他の看護師と看護スキルの差が生じてしまいます。

また、産業看護師は同僚が少ないか、一人の場合もあるので、誰かに相談することができずに心細い時もあるでしょう。刺激や変化も少ないため、モチベーションの維持も難しいです。そのため、職場以外で悩みを相談できる場所を見つけておくことが大事になります。

給料の面に関しても、夜勤がないため夜勤手当が付かず、その分病院勤務の看護師と比べると給料が下がることもあるでしょう。また、パソコンを使用することが多いため、パソコンの基本操作からワードやエクセルなどを覚える必要があり、様々な職種の人とかかわりを持つので、ビジネスマナーを身につける必要があります。覚える事が多い上、一人でこなさなくてはいけない事も多いです。

産業看護師は夜勤がなく、土日祝休みの場合が多いなど、メリットは勿論ありますが、こちらで紹介したようなデメリットもあります。産業看護師を目指す際には、メリット・デメリットをよく把握しつつ、さらに注意点にも目を向けて情報収集しておくとよいでしょう。

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