知りたい!産業看護師に向いている人

病院ではなく、企業に属して働く産業看護師は、患者さんの看護やケアではなく、従業員の予防医療がメインとなります。では、産業看護師に向いている人とはどの様な人なのでしょうか。

産業看護師は、様々な従業員の指導や面談を行うため、人と接するのが好きで、話を聞き出すのが上手な人、コミュニケーション能力の高い人は向いているでしょう。

また、相談者たちに適切な指導や提案ができるように、最新の情報を知っておく必要もあります。そのため、勉強意欲があり、新しい事にも柔軟に対応できる人が向いています。さらには、産業看護師は、パソコンスキルやビジネスマナーなどが必要なため、それらを身につけることに対して抵抗がなく、前向きに取り組める事も重要です。

他にも、夜勤のない仕事を探している人や、仕事と子育てや家庭との両立を考えている人、土日休みが欲しい人などにも向いています。また、スケジュール管理や時間管理をしながら、仕事をうまく進められる人も向いているでしょう。

看護師として働いている人の中には、産業看護師を目指す人や転職を考えている人もいると思います。
産業看護師は、生活習慣病のリスクが高い人に指導をするだけではなく、必要に応じて通院なども促します。これらを行うためには、健康相談などに訪れた従業員との信頼関係の構築が必要です。また、従業員に寄り添い、食生活だけではなく総合的に見て問題点を見つけることも大切です。
健康相談などに訪れた従業員に寄り添った指導や提案ができる人が求められるといえるでしょう。